2007年09月17日

須磨

須磨、私が生まれた場所です。

五畿内の西の端、摂津国八部(やたべ)郡になります。
神戸市が拡大する中で、菟原(うはら)郡と共に
武庫郡に編入されて、神戸市須磨区となります。

 畿内の最西端であったため、須磨の関屋・関守が
あったとされ、また中世には、京の都で流刑になった
者が、軽い刑の場合は遠国ではなくて、畿内の最果て
であった須磨に流されたようです。須磨には
松風村雨堂というのがあるのですが、ここは在原行平が
流刑で須磨に流された時の居跡で、松風・村雨姉妹が
行平の帰京後に彼をしのんだ庵だそうです。

 源氏物語にも“須磨”の巻があり、侘び住まいの場所
でもあったとされ、武庫離宮がありました。今上天皇の
成婚の折に神戸市に下賜されて公園として整備されて
現在は須磨離宮公園となっています。


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 須磨駅は、須磨の西のはずれ、須磨海岸にあります。
ホームから砂浜まで10メートルぐらいです。

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 稜線が、摂津の国と播磨の国の国境の山・鉢伏山
です。ここに境川という小さな川が流れていて、
畿内と西国を分けています。

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 夏の間賑わった須磨海岸も、海の家が撤去されて静か
でした。ゴミを拾うボランティアの方々や、散歩をする
家族連れの姿があって、長閑な砂浜の光景でした。

posted by student at 06:22| 日記